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02 febbraio 2005

カルネバーレ

05venezia02 ヴェネツィアはどんな時にも楽しい街だ。心から楽しめるテーマパークの様な街である。元々私が最初にイタリアに来たいと思ったのは「旅情」でヴェネツィアを見たことがきっかけである。キャサリンヘップバーンの様にサンマルコ広場でお茶を飲む夢がかなった最初のイタリア。それから、何度もヴェネツィアを訪れているが、ヴェネツィアには独特の雰囲気がある。他都市の様なエネルギッシュな喧噪はないのだが、本当に心をわくわくさせてくれる街、それがヴェネツィアだ。
 今回は中部だけを回る予定だったのであるが、カルネバーレの期間中であるということで、急遽ヴェネツィアを組み込んだ。それだけに期待は大きい。
 昨日、撮りそびれたフィレンツェの写真を撮りに周り、10時39発のESに乗る。当たり前の様に15分のリタルド。当たり前の様に遅れを取り戻す気配もなく、ヴェネツィアに向かう。ヴェネツィアが近づくに連れて、胸の高まりは大きくなる。パードヴァを過ぎ、メストレを過ぎ、リベルタ橋にかかると本島が見えて来る。それだけで、いつもわくわくするのに、今回はカルネバーレが見れるのだ。
 1時40分、案の定遅れて到着。24時間券を買ってヴァポレットに乗る。これが間違えて反対方向に乗ってしまい、サンザッカリアまで1時間もかかった上に、えらく遠くで降ろされてしまった。リアルトの方へいくやつに乗るべきだったのだ。
05cernevale01 ホテルにチェックインするや否や街に飛び出す。ちなみに今日のホテル、覚悟はしていたが、勿論エレベーターはなく、バスカもなく、屋根裏部屋みたい部屋で、夜中、ヒーターから水が漏れて来てビニールで受けてなければならなかった。今回の中で最低なホテルなのに、何と一番高い110ユーロ。フィレンツェは部屋こそぼろかったものの、バスカ付き、ベッドはダブル、これで1日42ユーロだったことから思うとぼったくり?でも、まあ、この時期、こマシなホテルは大方200ユーロ、300ユーロはするし、本島に泊まりたかったんだから仕方ないか。
 サンマルコまで出ると、いました。いました。仮装した人達。中世の衣装に身を包み、マスクを付けている。彼らがいるところがどこでも臨時撮影会になる。カメラを向けられると、ポーズを取ったり、ちょっとした芸人気取り。彼らは一体何者なんだろう。彼らも又、カルネバーレを楽しみにやって来ている人達?私も何枚も何枚も写真を撮ったり、一緒に撮って貰ったりした。サンマルコ広場にはメイクアップアーチスト達も店を広げて、メイクを施す客引きをしている。本当にヴェネツィアは楽しい。カメラを肩から掛けて歩いても問題ない街なので、やっとニコンを持ち出し、あちこち撮影してまわる。やっと使い方が解ったので、リアルトからの夜景も撮ってみた。
05venezia01 今夜は贔屓のリストランテに行く予定だったが、どうも人の気配がしない。見ると月曜は休みであった。本当にこことは縁がない。最近夏にばかり来ているのだが、店の夏期休暇に当たる為、なかなか行けないのだ。今夜もまた行けなかった。仕方なく、マドンナに行くことにした。イタリア料理はどこも美味しいが、私はヴェネツィア料理が一番好きなのである。今日と明日とでたっぷり食べるつもりだ。1日目の夜、ヴェネツィア料理に満足して出て来るとサンマルコ広場は、昼間のあれ程喧噪がまるで夢の様に、もう人影もホンの少しになっていた。

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Commenti

HANAさん、嬉しいお言葉ありがとうございます。
フィレンツェも好きで、ちょっとでも立ち寄りたかったので、滞在したのですが、ヴェネツィアは特別な雰囲気がありますね。
次に日もヴェネツィアの景色を撮りまくりました。
ラヴェンナもローマも好きですよ。ラヴェンナのサンタポレナーレインクラッセ教会が好きです。
ヴェネツィアは夢を感じる街です。長くいると飽きて来るんですがね。

Scritto da: アトムズ | 05 febbraio 2005 a 00:51

アトムズさん、お帰りなさい。
ヴェネチアの写真、どれも素敵ですねぇ。
新しい一眼レフで撮られてどれも良い出来に仕上がってます。。
ヴェネチアを良く知っているアトムズさんならではの写真楽しませていただきました。
お天気が良さそうで、ちょっと寒そうですが。
お父様が今いらしているとか、すれ違いでも同じ国に行ったとなると、一緒に行かなくても思い出が共有できますね。
私はどちらかというとヴェネチアよりローマとかフィレンツェとかラベンナなどのほうが印象が強いのですが、こういう写真を見ているとまた行きたくなります。

Scritto da: HANA | 05 febbraio 2005 a 00:22

Mattinaさん、帰って参りました。
スプレンディドスイスは立地が最高ですよね。今回の旅でも、公衆トイレ代わりに利用させて頂きました。
4ツ星なので、宿泊客かどうかなんて解らないですし。
宿泊料金は400〜600ユーロみたいですよ。ちょっと泊まれないですよね。普段は、多分、200ユーロ前後だと思います。
カルネヴァーレの仮装しているのは、フランス人が多い様な気がましたが。

Scritto da: アトムズ | 05 febbraio 2005 a 00:04

ごんふくさん。昨日、帰国しました。
結局、フィレンツェとミラノは上手く接続出来ませんでした。
レデントーレ教会はジューデッカ島にあるみたいですね。
そう言えば、これだけヴェネツィアに行っていながら、ジューデッカ島には行ったことないですね。
ヴェネツィアの3大まつりがレデントーレ、カルネヴァーレ、レガッタストリカだと、イタ語の先生が行っていました。
何年か前、7月第3土曜にヴェネツィアに行ったら、レデントーレの祭りで、夜中中、花火が打ち上げられ、寝られなかったです。
今度、ヴェネツィアに行ったら、レデントーレ教会に行ってみます。

Scritto da: アトムズ | 04 febbraio 2005 a 23:38

アトムズさん、お帰りなさ~い♪
ヴェネツィアではカルネヴァーレ(謝肉祭)なのに、例によってスカンピ(手長エビ)を堪能されたようで(^^;)ポリニャーノのホテルでスカンピを美味しそうに頬張っていたアトムズさんを思い出しました(^_^)
今回は、お気に入りのスプレンディド・スイスではなかったんですね。ウチは彼がすごくヴェネツィアに憧れているので、一緒に行ったときはスプレンディドに泊まりたいと思っています。ダニエリへの道はまだまだ遠い・・・(^^;)しかし、この時期こんな一流ホテルは一体いくらくらいするんでしょうね?
カルネヴァーレで仮装している人はほとんど外国人の観光客だそうですよ。ペルージャの人がウンブリアジャズとユーロチョコレートの時期に町を脱出するように、ヴェネツィア人もカルネヴァーレの時期は本島脱出するそうです(^^;)
でもそれも夢うつつの街・ヴェネツィアらしいですね。すべては霧と幻想のかなたに・・・。
ではではあと少しですが続きを楽しみにしています♪Ciao!

Scritto da: Mattina | 04 febbraio 2005 a 16:58

イタリアにいらっしゃるのに、こんなにマメに旅行記が
更新されているなんて、さすがアトムズさん。
なんだか臨場感が伝わってきます。
ヴェネツィアと言えばエッセイストでイタリア文学者の須賀敦子さんが
レデントーレ教会の風景が大好きと書かれていました。
どんなところなんでしょうか??

Scritto da: ごんふく | 04 febbraio 2005 a 07:52

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