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06 febbraio 2005

迷うことが楽しい街

05venezia03 イタリア最後の日。明日はマルペンサに9時には到着しなければならないので、今日中にはミラノに入っておかなければならない。ヴェネツィアの夜を1日しか過ごせないのは至極残念であるが仕方ない。18時22分発のミラノ行き最終ESの切符を買って、最後のヴェネツィア、最後のイタリアを楽しむ。バポレットでフェロビアまで行き、切符を購入後、写真撮影を兼ねて、ストラーダヌォーヴァを歩いて、リアルトまで帰って来た。スーパースタンダがなくなり、違うスーパーに変わっていた。
 ヴェネツィアは迷うことが楽しい街である。地図はアテにならない。地図を持って歩くことの無意味さを感じる街である。街の至る所に表示されている「Per S.marco」「Per Ferrovia」「Per Rialto」に従って歩けば、目的地に戻れるのである。途中、広場に出たら「Campo 〜」の表示を地図で確認すれば現在地が解る。難は気に入った場所に戻りたいと思っても、不可能なことが多いことだ。
05smarco2 何気ない裏道に良い被写体がたくさんあるのがヴェネツィア。リアルトからサンマルコまで知らない通りを通ってみようと「Per S.marco」に従って歩き始めたが、そのうち表示が消え、大きな教会に出た。何となく方向がおかしく感じられたので、表示されている「Campo Ss.Giov.e Paolo」を地図で調べるとやはりとんでもない方向にいる。それでも、迷いながら戻る道もまた魅力的なところがヴェネツィアなのである。
05venezia05 昨日、定休だったお気に入りのレストランに予約を入れると1時45分しか取れないとのことであったので、予約時間までカフェフローリアンで過ごす。中世の仮装そした人達も入っていて雰囲気は最高であった。時間になりレストランへ行くと、団体客が丁度精算を終えて出ようとしているとこであった。団体客が去った後、客は私だけ。暫くして地元の人間らしい家族連れが1組。何だか寂しいウルッティマ チェナならず、ウルッティモ プランツォだった。
 食事を終えるともう夕方。最後のヴェネツィアを今一度目に焼き付け、18時にサンタルチア駅に戻って来た。流石に始発駅なので、遅れることなく既に列車は入線していた。でも、出発したのは3分遅れ。アナウンスもなく動き出す。ミラノ着が21時を廻るガラ空きの最終ES列車に観光客の姿はなく、ネクタイ姿のビジネスマンばかりである。
 21時10分、5日前に猛烈寒波の中、45分遅れで後にしたミラノチェントラーレに戻って来て、私のイタリア再訪も終わりを告げた。

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Commenti

駄菓子さん。拙文、読んで頂き有り難う御座いました。
駄菓子さんの様な素敵な写真や文章をアップ出来ると良いのですが、
素人はこんなもんです(^_^;)。でも、駄菓子さんのブログ、とても参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
私はブログアップは楽しみの一つだったのですが、なかなか繋がらないことが残念でした。
列車の遅延については、確かに雪の影響は大きかったと思います。しかし、そもそも、イタリアには日本の様に時報と共に動くという正確さはない様に思います。始発でも時間通りには出なくて、大体そのくらいの時間くらいの感覚で動いており、客もまた、それで馴染んでいるようでした。それに、遅れているなら、停車時間を短縮するとかそういう努力も感じられず、どんどん遅れていく一方でした。殆どの列車が遅れて来るので入線ホームの調整は大変なんじゃないかと思うのですが、それは慣れているのかも(^_^;)。何せ時間通りに走るという発想はないみたいですね。10分感覚で走る新幹線など、イタリア人には信じられないのではないかと思います。まあ、イタリアに限らず、日本程時間に正確に動く鉄道はないのではないかと思いますが。

Scritto da: アトムズ | 06 febbraio 2005 a 22:11

アトムズさん、お帰りなさい。
楽しんでいらっしゃった様子が、写真からも伝わってきます。
毎日ワインをしこたま飲んでいた私にとって、現地からのブログ送信は面倒に思える日もあったのですが、アトムズさんはどうだったでしょうか。
ところで、このところの列車の遅れは、寒波--それも南部の大雪が原因しているようですね。
高速道路も一時閉鎖になったようですし。

Scritto da: 駄菓子 | 06 febbraio 2005 a 14:18

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