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07 luglio 2005

福井の思い出

05eiheiji01 33年ぶりに福井県を訪れた。以前、訪れたのは1973年、中学の時、家族旅行だった。訪ねたのは東尋坊、見方五湖、永平寺辺りだったと思う。宿泊したのは今回と同じ芦原温泉。芦原温泉にはあまり良い印象は持っていなかった。夜、町を散策した時に如何にも「温泉街」という町の雰囲気が子ども心に嫌だったし、通りすがりの人間の煙草の火で母の服がこがされたことも悪印象のひとつだ。今回は施設の利用者を連れての仕事だった為、旅館から一歩も出なかったので、特に嫌な印象は持たなかった。旅館のサービスは良かったので、ちょっと見直したかも。余談であるが、私は、この「旅館」というのが大嫌いだ。団体が多い、客が浴衣掛け館内をウロウロする、酔っ払いが騒ぐ。他にも仲居が世話をするというシステムが嫌いだ。その点、ホテルは部屋に入ってしまえば一人の世界だし、こちらが求めない限り過剰なサービスはない。食事だって自分の好きな時にレストランへ行けばよい。団体は少ない。酔っ払いがウロウロしない。しかし、残念なことに温泉にはホテルは殆どない。そこで、個人で温泉に行く時は、大抵、公共の宿を使うことにしている。私の好きな温泉は長野県の浅間温泉。静かなのが良い。そして、ここにあるみやま荘はいちばん好きな宿泊所である。過剰サービスはなく、しかし、こちらが求めるものには対応してくれる。とても安らぐ宿である。島根県の玉造温泉、岡山県の湯郷温泉も好きである。逆にあまり好きではないのは下呂温泉、道後温泉など。
05eiheiji02 話がそれたが、永平寺と言えば、32年前に永平寺の近くの食堂で食べたラーメンを思い出す。メニューにラーメンがあったので注文したのだが、散々待たされた挙げ句、出て来たものはインスタントラーメンに市販のハムが2切れ乗っただけのものであった。それで結構な値段だったと思う。これをぼったくりと言わずしてなんと言おうかという感じだった。永平寺自体はもっと静かなイメージがあったのだが、観光バスも乗り入れていてかなりの人出であった。それでも、うっそうとした古木は心落ち着くものがあった。
 あの頃は北陸自動車道はまだ建設中であり、8号線を使ったと思うが、帰路、武生近くのレストランで食べた豚汁とブリの刺身の美味しさは未だに忘れられない。水車が目印のなんと言うこともないあまり綺麗でもない庶民的な食堂であったが、豪快な料理が印象的である。まだあるのだろうか?この時、一緒になった客が山越えで彦根へ抜ける近道を教えてくれ、その道を通ったのだが、カーナビなんて勿論なかった時代、地元民しか知らない様な山越えの道は、かなり不安だった覚えがある。遠くに建設中の北陸自動車道も見えていた。彦根の街の灯りを見た時はどんなに嬉しかったことか。
 今回、仕事とは言え、福井を訪ね、30年以上も前の家族旅行の思い出が甦った。

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