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24 novembre 2006

ボーイフロムオズ

061123oz 楽しみにしていた「ボーイフロムオズ」の大阪公演、観に行って来ました。今陽子さん、地味な役だけど、凄く良い役所だったと思います。ひとり、芸能界の人間ではない役というのが返って目立っていたりしました。ピーターとのやりとりのシーンも、とても優しい母親像が良く出ていて、子どもを持たない陽子さんが凄いなと役者魂に感心しました。本来の「今陽子」はジュディガーランドやライザミネリのイメージだと思いますが、このミュージカルの中では「今陽子」ではない「マリオン・ウルーノー」そのものだった気がします。女優としてもとても頼もしく感じました。
 歌は言わずもがなですが、ちょっとナンバーが少な過ぎ。せめて4〜5曲は歌って欲しかったです。やっぱり、陽子さんが歌うと場が引き締まります。最後の「泣かないで」はもう最高でしたね。歌というより、台詞にメロディをつけたという感じ。語りかける様に歌っていました。そして、最後は熱唱。舞台のラスト近く最高の盛り上がりでした。
 ミュージカル全体で見ると、失礼ながら坂本君を知らなくて、「キャバレー」の錦織が酷かったので、「どうせジャニーズ」くらいに思っていたのですが、なかなか歌もうまくて声も良いし、凄くハンサムってわけじゃないんだけど、何か格好良くて魅力的な青年でした。後ろのおばさんも同じこと言っているので、おかしかった。
 鳳蘭さん、紫吹淳さん(ライザのイメージ、ぴったり)も舞台を華やかにしてくれていたし、全体的に良く出来たミュージカルだったと思います。ただ、何故か厚年の芸術(中)ホールだったので、舞台作りが東京よりかなり縮小されていたみたい。陽子さんも「東京はセリもあってもっと良いんだけどねぇ」とおっしゃっていた。なんで大ホールでしないのかな。客は入るだろうに。
 いつもの様に楽屋口まで行くと、いつもはいない係の人がいて、「出待ちなら道まで出て待って下さい」と言われたが、道まで出ていたらタクシーで出て行ってしまう恐れがあるので、中間くらいで楽屋口を気にしながら待っていたら、すぐに聞き慣れた声がして来ました。舞台が撥ねてから15分くらい。陽子さんは出て来るの早いので有名ですが、これ程早かったことは今までなかった様な…。声を掛けると誕生祝いのWebメールのお礼を言ってくれました。少しお話出来ました。「最後の歌、いろんなブログで絶賛されていますよね」と言うと「どこを見るの?」と言うから、「『今陽子』と入れてブログで検索すると見れますよ」と言うと「まだまだ勉強中だからね」と言っておられました。
 パンフレットにサインをお願いしたら、「良いわよ」と言って快くサインして下さいました。「また、メール頂戴ね。26日まで見れないけどね(^_^)…」とおっしゃって、タクシーに乗って去って行かれました。。
 33年前、最初にナマで陽子さんを拝見したのが、大阪厚生年金会館。帰り道に偶然「楽屋口」を見つけ、入って行くと、受け付けでも何も言われず楽屋まで入っていけたのでした。その頃は、私の存在など知られていなかったので、声もかけて貰えなかったけど、目の前にあの憧れの人がいて、マイクを通さない声を聞いていることが信じられませんでした。その後、なんだかんだといろいろあった厚生年金会館。ここに来る度にいろんなことを思い出します。
 今日は大阪を23時20分の新快速に乗らないと神戸の地下鉄の最終に間に合わないので、22時45分くらいまでしか、出待ち出来ないと思っていたけど、めちゃ早くで来てくれたので、余裕で阪神で帰って来れました。

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