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21 dicembre 2006

東高円寺

061221metoro4 1975年に出された杉本真人の「M氏への便り」という歌が無性に聴きたくなり、当時、購入した「あすふぁると」というLPを引っ張り出して来て、パソコンに取り入れた。ステレオはもう壊れているので、昔のレコードを聴こうと思うと、こうやってパソコンに取り入れてCDにするか、iPodに入れないと聴けないのだ。(先日、テレビでやっていたが、今の若者はレコードにB面があることを知らないらしい。私なんか、CDに裏がないことの方が受け入れられないが…)。
 とても30年以上前に出された曲だとは思えないくらい斬新で今でも十分新しく感じる曲ばかりで、買った当時より聴き入ってしまった。
 ところがレコードなんて暫くほったらかし状態だったので、細かいゴミがついていたり、カビ?が生えていたりで、目立った傷もないのに、針が飛びまくる。針に10円玉を乗せて何とか解決した曲も数曲あったが、半分くらいはダメだった。昔はクリーニング用のスプレーをかけて拭いたものだが、今じゃそんなものすら街では入手出来ないし、インターネットで検索して何とか注文した。これで聴ける様になると良いんだけど。

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 なぜ、1975年当時にこのレコードを買ったかと言うと、今陽子さんが歌っていた「東高円寺」の作者が杉本さんであり、オリジナル曲が入っていたからなのだ。何とか「M氏への便り」と「東高円寺」は聴くことが出来た。懐かしい。陽子さんの「東高円寺」も聴いてみた。
 そして、今日、部屋の掃除をしていると、当時、東高円寺駅へ切符を売って欲しいという手紙を出した時の返事が出て来た。当時1区間の切符と、それだけでは何だからと記念乗車券を9枚同封してくれていた。その頃、愛国から幸福への切符とか、徳島の学駅の入場券とかが話題で、土産物にもなっていたりしており、その辺りの切符はきちんとしたハードなものだったのだが、別に何の話題にもなっていない東高円寺の切符はぺらぺらの普通の自販機で出て来るものだった。しかし、この記念乗車券は値打ちあるものだよねえ。
061221metoro3 当時は1974年の夏に観光で父に連れて行って貰っただけの私にとって東京は遠い街だった。東高円寺という街も地図で調べて見るだけで想像するしかなかった。大人になってから行ってみたが、別に何ということのないタダの街だった。何故、高円寺や国分寺じゃなく、東高円寺だったのだろうか。
 今では度々東京へ行くが、未だに「東高円寺」という地名を聞くとあの当時の懐かしさが甦って来る。

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